貯金はどれだけあっても困らない
終身雇用制の崩壊、長引く経済不安、年金制度の崩壊、といったお金にまつわる怖いニュースがたくさん出ています。
昔は就職した会社で退職するまで働き続けるのは当然のことでしたが、最近では企業が吸収合併したり倒産したりすることで不本意ながら働き続けることができないという状況が起きる人もいるのです。
会社は存続して働き続けることができたとしても、給与が減給となったりボーナスがもらえなかったりするという場合もあります。
このようなお金の不安があるからこそ、将来のため万が一の時のためにしっかりと貯金をしておきたいものです。
無駄遣いをしない
入ってくるお金を増やすことが難しいとなれば、出て行くお金を少しでも抑えていくことが重要となります。
出て行くお金を減らすためには節約をして出費を抑えて行くことが必要です。
節約をする、出費を抑える、と聞くと闇雲にとにかく使うお金を減らすということを考える人が多いです。
しかし、これは正しい考え方ではありません。
大事なことは無駄を減らすことです。
無駄遣いというのは明確に何を無駄とするのかというのがとても難しいものです。
例えば趣味にお金を使うことがストレス発散であり唯一の楽しみという人もいれば、そういった趣味にお金を使うことは無駄と考えてそういったことは一切やらないという人もいます。
このように人によって線引きをすることがとても難しいものではあるのですが、お金を使ったことで後悔をしてしまったり、使途不明金であったり、というお金というのは無駄遣いと考えて減らすようにしていきましょう。
無理をしすぎない
節約を上手にこなして行く方法として、無理をしないということがあります。
多くの人が、節約を始めようと思った時には家計簿をしっかりつけようとしたり底値の買い物だけをするようにしたり、欲しいものを我慢したりということをすることが多く、途中でストレスフルとなり節約が思うようにいかないということが多いです。
長く続けるからこそ節約というのは効果が生まれるものです。
そこで、ストレスを感じるような無理が出ることをしようとするのではなく、自分でも簡単に取り組めるものから徐々に節約の内容を増やして行くということが理想的な節約方法になります。
すぐにできる節約から
節約をするにあたっては、できることから少しずつ始めるようにして楽しみながら行うのがコツです。
例えば、節約というとよく浮かぶのが会社にランチのお弁当を持って行くことです。
しかし、毎日お弁当を持って行くというのは難しいですし、一人暮らしの人の場合には逆に出費がかさむ原因になるケースもあります。
そこで、まずは主食だけを自宅から持って行くようにしたり、週の半分だけお弁当にしたり、飲み物だけは持って行くようにしたりということでも十分な節約になります。
こういった少しの節約をはじめていくことによって節約の習慣や感覚がつくようになり、そこから色々なことへ節約意識が波及していき楽しみながらの節約ができるようになるのです。