義父母と同居する際に決めておくべき「ルール」とは

gihubo
どのような事情であっても義父母と同居するということになれば、お互いに気を遣ってしまうものです。
それでもやはり同居させてもらう側としては毎日非常に多くの気を使ってしまうものだからといって、何でもかんでも遠慮は必要はありません。
しっかりと事前に線引きをしておきましょう。

まずお互いの生活には口を出さないこと

私は結婚する前に結婚相談所で働いていましたが、結婚したあとも多くの利用者の方々から相談を受けたりすることがありました。
その中の一つにやっぱり同居問題も含まれていましたね。
その経験から言えることは、義父母と同居する前にお互いの生活には必要最小限のみの口出しをすると決めておくことです。

何でもかんでも口を出してしまうと、お互いに嫌な思いをします。
そのため出かけるときにはお互いに出かけることを伝えておく、帰宅が遅くなるときにはそれを伝えておく、人が来るときには伝えておく、などという方法で最低限の事を伝えたら、その他の生活に関しては口を出さないようにしておきましょう。
もちろん義父母側からも口を出さないように決めることが大切です。

どこに行っていたの?誰が来ているの?と、その都度口を出されるとストレスに感じますよね。
だからこそこういった部分を前もって決めておくべきなんです。

共同で使用するものは決めておく

一つ屋根の下で生活をしていくわけですから、全てを別々にするというのは難しい事になります。
ですから、どの部分を共有しどの部分を別々にするのかに関しても一緒に生活をする前の段階で決めておきましょう。
お風呂場やキッチンを共有するという場合であっても、お手洗いや洗面スペースはそれぞれ別々に使用するという決まりなどが良いです。

その場合1階と2階でそれぞれに作らなければなりませんが、そういった部分の費用もしっかりと自分たちで考えながら、お互いの生活には踏み込まないようにしましょう。
また共用部分に関しては使った後しっかり綺麗にしておくことも心がけていく必要があります。
お風呂場などに関しては別々に使いたいと思っているのであれば、こういった気持ちを伝えた上で、自分たちでリフォームをして新しくお風呂場を作る等の方法も考えていきましょう。

光熱費やローンの支払いについて細かく話し合っておく

上記の通り一つ屋根の下で生活をしていくことになれば、月々の光熱費などもしっかりと折半していかなくてはなりません。
しかし、家にいる時間が長い、短いという部分でお互いに喧嘩になってしまうことがあります。
ここはやはり若い世代が同居させてもらう側になりますので完全な折半であっても自分たちの方が少し多い金額であっても飲み込んだ方が良いです。
共働きをしていて2人とも家にいる時間が短いからといって、生活費の大半を義父母に任せてしまうと後々問題になることがあります。

住ませてやっていると言う意識を強く持たれてしまうと、自分たちの肩身が狭くなるのでしっかりとこのような部分では取り決めをしてお金を支払っておきましょう。
住宅ローンの支払いに関しても、どうしていくのかパートナーとよく相談した上で支払う金額なども相談しなければなりません。