夫の薄毛が気になり始めたら

考える

こんにちは。
私が結婚アドバイザーとして働いていた頃にこんな悩みを相談されることがありました。
それは新婦から、新郎の薄毛についての悩みです(かなりいいづらそうでしたが…)。

私もそのときは答えにとても悩んだものです……。

現在、私も結婚して、新婦と同じ目線になってその気持ちがよくわかります。
私は一般的に男性が薄毛でも悪いイメージはもちませんが、夫だと正直気になります。

夫の薄毛が気になるとき

ある日夫の薄毛が気になる瞬間がありました。
それは、朝起きて、夫が使ってる枕もとに髪の毛がいっぱい散らばって落ちていたのを見たときです。また、夫のお風呂上がりに髪の毛が排水溝にいっぱい溜まっていたのを見たときも心配になりました。

よく見ると、以前までフサフサだった髪の毛が、だんだんボリュームが減っているように感じました。そういえば私自身も髪の毛が以前より張りがなくなってきたのかなと思えるときがあり心配になります。
薄毛って気にし出すと止まらないものなんですね。

薄毛の原因

気にしていても不安になるだけなので、薄毛について調べてみました。
薄毛になる原因を知るには、まずヘアサイクルの説明からしていきます。

髪の毛は、「成長期」➡︎「退行期」➡︎「休止期」の3つの過程を経て、最終的に抜け落ちます。
これが基本的な髪の毛のサイクルです。
そのため、髪の毛が自然に抜けるのは問題ありません。

しかしながら、テストステロンとよばれる男性ホルモンと、5αリダクターゼという酵素が混ざると、ジヒドロテストステロン(DHT)といわれる悪性の男性ホルモンになってしまいます。
ジヒドロテストステロンは、髪の毛の成長期間を短くさせ、髪の毛が抜け落ちるサイクルを早めてしまいます。これが、薄毛の原因の1つです。
また、ストレスによって血流が悪くなると、髪の毛に十分な栄養がいきわたらなくなり、薄毛になりやすいともいわれています。

ジヒドロテストステロンが生成される仕組み

薄毛対策

規則正しい生活が「テストステロン」と「5αリダクターゼ」の生成バランスを保ち薄毛対策として有効です。
そのことを前提に、進行形の薄毛には優れた治療薬が開発されています。

薄毛に有効な2つの治療薬とは

薄毛に有効な治療薬は5αリダクターゼを抑えてテストステロンがジヒドロテストステロンに変化することを阻止します。

具体的に挙げると
ひとつは「プロペシア」とよばれるAGA治療薬です。

ふたつめは「ザガーロ」です。

2つの異なる点は、効果効能の範囲や、目的の違いがあります。
「5αリダクターゼ」には2種類のタイプがあり「プロペシア」の場合、5αリダクターゼ2型のみに効果を与えます。
一方「ザガーロ」は、5αリダクターゼ1型・2型へ効果が期待できます。
すなわち「ザガーロ」は効果の範囲が大きく「プロペシア」はピンポイントで効くといった感じです。

「ザガーロ」は効きめが強いぶん、副作用にも注意が必要。
副作用として性欲減退や、抑うつ症状、肝機能障害などがあります。
もし妊婦さんが服用する場合、体内にいる赤ちゃんの生殖器に影響があるといわれていて、女性にとっては危険な治療薬でもあります。
参照:ザガーロの正しい服用方法と処方|浜松町第一クリニック

薄毛について調べていたところ今や薄毛は改善できる悩みでということがわかりました。

薄毛は早期治療が大事なので、気になる方は早目に専門のクリニックに相談してみましょうね。