ワンオペ育児が急増!一人でストレスを抱えないための方法を知ろう

ワンオペ育児が増えている

近年、育児の問題としてワンオペ育児というのが挙げられています。
ワンオペというのはワンオペレーションの略であり、飲食店でよく使われる用語です。
ワンオペ状態というのは、お店の中を一人で回している状態で、清掃や調理、給仕、会計といったことを全て一人でまかなっていることを指します。

そのため、ワンオペ育児というのは一人で育児をしているということになります。
病気や離婚、夫が忙しく家にいないなど、様々な理由からワンオペ育児をしている女性が増えているのです。
そして、中にはワンオペ育児をしている男性も増えています。

ワンオペ育児の大変さ

ひとり親でなくても、夫婦でしっかりと育児の役割分担ができていない家庭ではワンオペ育児に陥りがちです。
家事や育児の全てを一人で行っていくということは決して簡単なことではありません。
やることがたくさんあるという物理的な大変はもちろんなのですが、それだけでなく、悩みを分かち合う相手がいないということもとても大きな問題となっています。

育児というのは明確な正解があるものではありません。
日々葛藤もありますし、どうすれば良いのか悩むこともあります。
そういったときに誰かに悩みを相談したり、ただ話を聞いて欲しいと思ったりすることもあり、そのようなときに話を聞いてもらうことのできる相手がいないということはストレスもたまりやすいですし、不安を常に抱えての育児となってしまいます。

また、常に時間に追われているために、息抜きをする間もない人がほとんどです。
自分のことは二の次となることが多く、お風呂にもゆっくり入って過ごせないとか、一人でテレビをゆっくり見る暇もないという人が多いです。
そういった自分の時間を持つことができないと、リフレッシュをしたりストレス発散をしたりということはなかなかできず、心身ともに疲れてしまうことが多くあります。

ワンオペ育児から卒業する方法

夫婦での生活の中でうまく二人で育児ができていない場合には、話し合いをして二人でできることを探すことが理想的です。
たまには夫に子供を任せて一人で出かける機会を設けてみると、とても良いリフレッシュになります。
それが難しければ、のんびりとお風呂に入る時間を設けてみることだけでもとても効果的です。

夫婦で子供の話をシェアできる時間を設けるだけでなく、直接的な関わりの時間を持つことができると、二人でしっかりと育児をできているという気持ちを持つことができます。
この一人ではないという気持ちを持つことはワンオペ育児を卒業するためにとても効果的なことです。

地域で子育てに協力してくれる人を見つける

昔は地域の人たちとの付き合いがあったためにワンオペ育児に陥るようなことはありませんでした。
そこで、地域でママ友以外に子育ての相談ができる人を見つけるということはとても大きな安心材料となるのです。

お隣さんであったり、行きつけの美容院であったり、様々な場所で子育ての相談をすることができたり、子供のことを見てもらえる場所ができたりすると、一人ではない安心感が得られますし、少しの時間でも育児を誰かと共有できる時間が持てます。
これは何か困ったときに助けてもらえる人ができるという面でもとても重要な意味を持っています。