物が多い・捨てられない人の片付け術

家事が苦手な人はものを減らそう

家事というのは洗濯、調理、洗い物、掃除と多岐に渡るため、苦手なことがあるものです。
その中でも掃除が苦手という人は多くいます。

掃除が苦手という人は、掃除をすることが苦手という人もいますが片付けることが苦手という人も多いです。
こまめに片付けているのにどうも部屋がごちゃごちゃして見えたり、常に何かものが出ている状態であったりするために、部屋が汚いように見えてしまうのです。

こういう状況に陥りがちな人の多くは部屋にたくさんのものがあります。
収納に見合った量の荷物ではないために目に見える形で色々なものが配置されているということもありますし、色々なものをディスプレイすることでものがたくさんあふれている印象になってしまうということもあります。

おしゃれとごちゃごちゃというのは紙一重のものです。
掃除が苦手、片付けが苦手という人はシンプルでおしゃれな部屋を目指す方がオススメです。

ものを減らすコツ

日常の中であると便利かも、いつか使うかも、と考えて手元に置いている荷物というのはたくさんあります。
例えば、太ってしまって着られなくなった服やブランド物のバッグというのは典型例です。

しかし、こういったものはいつか着るかも、いつか持つかも、という「いつか」が来ることはほとんどありません。
いつかのタイミングが来ても、経年劣化をしていることもありますから、早い段階でリサイクルショップに持っていったり誰かに譲ったりした方が良いことも多いです。

また、ストックについても持っていることで安心はできますが、持ちすぎていると家にものが溢れる原因となります。
収納の大きさと自宅にあるストックとを照らし合わせて適量のストックを持つように心がけましょう。

簡単にはものを減らせない

とはいえ、長年かけて集めて来た色々なものを簡単に捨てるということはできないものです。
ものを捨てるということはとても勇気が必要なことであり、決して簡単なことではありません。

そこで、捨てる勇気が持てない、ものが溢れているけれども捨てられないものがほとんど、という人はものの置き場所をしっかりと決めて場所を確保するようにしましょう。
ものが部屋に溢れる原因は片付けにくい部屋のつくりになっていたり、収納場所がきちんと決まっていなかったりすることが原因です。
そこで、正しいものの居場所を決めてあげるだけで部屋は片付けやすくなるのです。

片付けやすい場所に置き場所を見つけていくという作業をしていけば、自然と家に収納できる限度量も見えて来ます。
片付けでものと向き合っていけば、自然と手放すものと手元に置いておくものとの区別もでき、ものを減らすことと手元に残したいものを収納することとも実現できるようになり、片付いた部屋を作ることができます。